ちゃんと洗えてますか?BCDの正しい水の入れ方・出し方!
ダイビング終了後、BCDを洗う際にジャケットに水を入れて中を洗いますが
水の出し入れ、正しく出来ていますか(=゚ω゚)ノ?
BCD、ちゃんと洗えているかどうか=正しく水を出し入れで来てるか?に直結してます!
さぁ、正しく洗えてるかをおさらいしてみましょう!
BCDの洗い方の全貌の記事はコチラ→https://azu-l.com/news/2021/07/07/28746.html
水を入れるとき
◎OKな入れ方
インフレーターホース、水の入り口は上!
水が入るBCDは、ホースよりも下!いっそ地面に置きましょ。
「水は、上から下に落ちる」のですよ。当たり前やん!と思うかもしれませんが、全っっ然、水入れる気ないやん、な入れ方してるダイバー、みかけますぞ。
※水を入れる際は、インフレーターホース先端の排気ボタンをしっかり押しましょう。
この時、親指で押す給気ボタン押す人も多いねぇー!
給気ボタン押しても、空気も水も、なんも入りませんっ!あらゆる物が出入りするボタン、それがインフレーター先端のボタンです。
押してる間は色々と出入りしますので、「入れたい」「出したい」時だけしっかり押しましょうね!
×アカン入れ方はこう。
重力というものを、わかってるのかね?というセリフが、ココまで出かかってますよ(喉)
陸上にて、水は下から上に流れませんね。
インフレーターホースには、水が上から下に駆け上がる機能もついておりません。このホース、透明だったらいいのにな、ってこの時ばかりは思うのです。
水を抜く時
◎OKな水の出しかた
BCDの中の水は、水色の部分に水が溜まってると想像しましょう。
持ち方は、おみこしワッショイ!な肩の位置にBCDを持ち上げ、インフレーターホースの根元からホースの先端にかけて水が流れ落ちるように☆
×アカン水の出し方
水は、上に登らぬ。
BCDの水色の部分に水が溜まっているとすると、このホース位置では水は全部出ません(; ・`д・´)
BCDを持ち上げるか、ホースを下げるかしてちゃんと水を出し切れるように!
BCDの水の有無にウルサイ理由
なぜこんなにもBCDの水の出し入れにウルサイのか。
まぁデメリットしかないからです。
◎持ち帰る時、重い。
嫌でしょ・・普通に・・1リットルくらい、水が入りっぱなしのケースもあります。1キロも重くなるのです。ただでさえ水を含む器材、少しでも軽く、持ち帰っていただきたいものです。
◎シンプルに器材に悪い。
中に水が残ってる→水が腐る→その水がずっとBCDの中にとどまってる→水はどんどん腐り始める→菌が大繁殖→BCDの中に菌が大繁殖。
ダメでしょ。
自分の器材は勿論、レンタル器材を使用する方も、巡り巡って使用するわけですよ。腐った水、入ってたやつ。
※水は上から下に落ちる。
このことを頭に叩き込んでBCDは洗いましょうね!
最終チェックのタイミング
ずばり器材をメッシュに片づけるとき。
最後の最後、器材を片づける際、もう1回水を抜いてみましょう!
意外と水、出てきます。乾かす際に、ぜーんぶ水出し切った!と思いきや・・ジャケット生地が含んでた水分が乾かしてる間に集まったりして、ちゃぷちゃぷと出現してくるのです。
そして、抜き方に慣れるまでは近くにいるスタッフにチェックしてもらいましょ!
水がジャンジャン出てきたら、BCD洗い検定は不合格ですよ。ちゃんと洗えてないんちゃうか説まで浮上します。
水の出し入れなんて、細か~~いことですが、ダイビングをする上で器材はとっても大事なアイテム。
ましてや高価な道具だからこそ、長く使用できるように!
次回、ダイビングした時は正しく水を出し入れして、ピッカピカに洗ってあげてくださいね(*´ω`)